英単語帳の選び方
英単語帳。書店に行けば、ズラリと並ぶ圧巻のラインナップ。『ターゲット』『システム英単語』『速読英単語』『DUO』など、受験生の“相棒”となるべき参考書があふれています。どれを選べばいいのか、逆にわからなくなってしまいますよね。
ここで大切なのは、「何を使うか」ではなく、「どう使うか」という視点。私が英語講師として最も重視しているのは、「その生徒に合っているかどうか」。
- 暗記が苦手な子：『DUO』『速読英単語』でストーリーに乗せて記憶。
- 文法も整理したい子：『システム英単語』で語法も同時学習。
- スピード重視の子：『ターゲット』『英単語Stock』で最短攻略。
英単語帳は“人生をかけて使う1冊”であるべきです。複数を並行するより、ひとつを完璧に。さらに、学校で配布されたものが合っていないと感じたら、遠慮なく自分に合ったものに切り替える勇気も必要です。
勉強は“やらされる”ものではなく、“やる”もの。自分の学習スタイルにフィットしたツールを選ぶことが、受験成功の最初の一歩になります。
体験談：単語帳を変えて英語力UP
📘 Kくん（高2 秋 英語偏差値51 → 3ヶ月後 安定）
学校配布の単語帳では覚えられず、やる気も続かないKくん。
ヒアリングで「文章を読むのは好き」と聞き、『速読英単語』を提案。
- 1日1長文を音読3回＋重要単語チェック
- 翌日再音読＋暗記カード
- 週末にクイズ形式で復習
- 1週間・2週間・1ヶ月後にスパン復習
この方法で学習を進めた結果、Kくんは「単語が意味のある“言葉”として記憶に残るようになった」と感じるようになりました。3か月後の模試では英語の得点が安定し、自信を持って長文問題にも取り組めるようになったのです。
彼にとっての成功の鍵は、「自分に合う単語帳に出会えたこと」。多くの受験生が、この“出会い”によって学習の質を変えることができます。
主要英単語帳8選：メリット＆デメリット
- ターゲット1900：効率重視／例文少ない
- システム英単語：語法に強い／情報量多く初心者は圧倒される
- 速読英単語：長文で記憶／一覧性に欠ける
- DUO 3.0：例文暗記／初心者には重たい
- キクタン：耳から学べる／視覚的要素は少なめ
- LEAP：語源・派生語／情報多く処理に時間
- ユメタン：計画的に進めやすい／スケジュール崩れると失速
- 鉄壁：図解・東大向け／難度・量がハード
英単語帳は、自分のレベル・目標・学習スタイルに合っていることが最重要。人気がある＝自分に合う、ではありません。
それぞれの単語帳に個性があります。だからこそ、メリットとデメリットを正しく理解し、「自分に合った1冊」に絞って使い切ることが最短ルート。
私たちのサポート
京大式オンライン家庭教師では、生徒のレベル・性格・ライフスタイルに合わせた単語帳選びと学習法を個別に提案。
- 講師と毎週の進捗確認
- 定期的な単語テスト
- LINEや電話でいつでも相談OK
「何から手をつければいいかわからない」「今の単語帳が合っているのか不安」という方こそ、まずはご相談ください。
あなたの特性やスケジュールにぴったり合う“武器”となる1冊を一緒に選びましょう。
京大式オンライン家庭教師 